これからタジキスタンに来る方にぜひ知ってほしい「携帯事情」についてお話しします。
この記事でわかること
- タジキスタンでスマホを使うための準備
- SIMカードの登録に必要な費用
- 実際に起きた携帯トラブルの体験談
- 通信環境のリアルな実情
タジキスタン到着後の通信状況
私は事前にeSIMなどを契約せずにタジキスタンに到着しました。
ドゥシャンベ空港にはWi-Fiがありますが、スマホが通信できる状態でないと接続できません。
そのため、現地に着いた瞬間はインターネットが一切使えず、とても困りました。
その後、現地で「Megafon」という携帯会社と契約し、ようやく到着から2日後に通信できるようになりました。
スマホを使うには登録料が必要!
ちなみに、国外から持ち込んだスマートフォンを使うには、国に登録料を支払う必要があります。
私はiPhone13を使っていて、約900ソモニ(日本円で1万円ちょっと)を支払いました。
機種が新しいほど金額は高くなるそうなので、最新機種をお使いの方はご注意ください。
タジキスタンの主なキャリア
タジキスタンには主に
* Megafon
* Tcell
* ZET-Mobile
というキャリアがあります。私は「Megafon」を契約しました。
しかし、そこで当たった担当の従業員が原因で、後に大きなトラブルに遭うことになります…。
携帯ショップで起きたトラブル
初日に900ソモニを払い、SIMカードを契約したはずなのに、
2ヶ月の間に3回も圏外になって、全くスマホが使えなくなりました。
何度もMegafonの店舗へ行き、同じ従業員や別の支店にも相談しましたが、原因はわからず…。
仕方なく、TcellでeSIMを買って二重で通信代を支払うことに(これがまた悔しい…!)。
その後、いつもの従業員が「SIMカードがおかしいから、eSIMに変えるね」と言って変更してくれましたが、それもすぐに使えなくなりました。
もう一度店舗に行くと……彼はなんと中国へ逃亡していました!
新しいスタッフに相談したところ、「そもそも最初のスマホ登録がされていない」と言われました。
つまり、900ソモニを払ったのに、登録されていなかったということです。
私は
・すでにお金を払ったこと
・監視カメラで確認してほしいこと
を伝えましたが、なんと彼はカメラをオフにしていたそうです。
店舗に抗議しましたが、機種登録は国の管轄、通信は会社の管轄ということで、責任は取れないとのこと…。
泣く泣く、私は抗議を諦めました。
その後の対応と現在
このトラブルのあと、逃亡した担当者に渡したお金は「寄付した」と思うことにして、もう一度登録料を支払いました。
すると…現在は問題なくスマホが使えています!
通信環境はかなり悪い!
ちなみに、タジキスタンの電波状況は世界的に見てもかなり悪いと言われています。
日本のような安定したネット環境を期待していると、かなりストレスを感じるかもしれません。
これからタジキスタンに住み、SIMカードを契約する予定のある方は、現地に住んでいる人と連携をしっかりしておくのがおすすめです!
この経験を、未来に繋げられたらと思います!
次回は気分を上げて、
バレエ団でのクラスやリハーサル生活の様子をお届けします!
お楽しみに。
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