26歳・元保育士、バレリーナになる夢を追って海外へ|タジキスタンで始まる私の物語

タジキスタンlife

この記事でわかること

保育士として働いていた私が、夢だった「バレリーナになる」道を選び、
タジキスタンへ飛び立つまでのストーリーをお届けします。
夢を追うことに迷いがある方へ、少しでも勇気を届けられたら嬉しいです。


はじめまして。ひよりです

2024年3月末まで、地元の幼稚園でパート勤務をしながら、約3年間、園児たちと向き合う日々を過ごしていました。

そして、さまざまな出来事を経て、2024年9月から初めての海外生活をスタート。
まずは、そんな私の「バレリーナへの道のり」を読んでいただけたら嬉しいです。


園児たちに背中を押されて――バレリーナになる決意

平日は朝8時半から約6時間、幼稚園で勤務。
その後は週3日、バレエ教室の助手としても働いていました。
さらに、仕事終わりの夜には週4回ほどバレエレッスンを受けるという、まさに体力をフルに使い切る日々。

幼稚園での仕事を選んだ理由は、午後には仕事が終わるため、副業との両立がしやすいから。
将来バレエを教える立場になったときのために、未就学児との関わり方も学びたいという思いがありました。

子どもたちの笑顔に癒されながら、悩みつつも充実した毎日。
彼らの純粋さや真っ白な心に触れるたび、自分の中にも変化が起こっていきました。

「私が本当にやりたいことって何だろう?」

そう問い直すきっかけをくれたのは、まさに子どもたちでした。

2023年の夏休み、自己分析と他己分析に取り組み、自分の中にずっとあった「バレリーナになる」という夢を思い出しました。

もちろん、当時はコロナ禍で海外に行くという考えは頭から消えていましたし、
25歳という年齢、コンクール受賞歴なし、怪我(※三角骨)の影響など、現実は簡単ではありませんでした。

でも――
純粋に夢を語り、何かに挑戦することを恐れない園児たちの姿が、私の背中を押してくれたのです。

その後さまざまな挑戦を経て、タジキスタン国立バレエ団への就職が決まりました。
今、夢の舞台に立っています。


初めての海外生活 in タジキスタン

正直に言うと、タジキスタンという国の名前を聞いたのも、バレエ団から連絡が来たのが初めてでした(知識不足…!)。

軽く調べてはみたものの、言語の準備もままならないまま、勢いで海を渡ることに。
公用語はタジク語とロシア語。

英語も苦手で、ほぼ日本語しか話せない私ですが、今は覚えたてのロシア語とカタコト英語、ジェスチャー、そしてGoogle翻訳を駆使して生きています(笑)

この状態ではスマホが命綱。ひとりでは何もできません。

ありがたいことに職場には日本人が10人いて、たくさん支えてもらっています。
優しくて温かい方々ばかりで、人間関係に本当に恵まれました(これは奇跡!)

仕事は「踊ること」なので、どうにかついていけていますが、日常生活では想像以上に色んなことが起きていて…。
まだ2ヶ月しか経っていないのに、ものすごく濃い毎日です。


最後に

そんな異国・タジキスタンでの日々を、ここに少しずつ綴っていこうと思います。
そのほかにも、今年の思い出やこれまでのことなども振り返りながら書いていく予定です。

次回は、実際に日本を旅立ち、初めての海外生活が始まるまでのエピソードをご紹介する予定です。『タジキスタンで始まる私の物語』を綴っていきます。

どうぞ、のんびり見守っていただけたら嬉しいです。
それでは、また。

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