この記事でわかること
前回は、韓国での乗り継ぎやカザフスタンでの20時間待機など、タジキスタンに向かうまでの旅の様子をお届けしました。
今回はついに…!タジキスタンへ上陸したその日の出来事をお話しします。
この記事ではこんなことがわかります:
- タジキスタン・ドゥシャンベ空港到着後のリアルな体験
- 劇場の雰囲気とバレエ団での第一印象
- 初めてのアパート生活での驚きエピソード
- タジキスタンでの最初のご飯と、日本人との出会い
それでは、到着の記録を一緒に振り返っていきましょう!
ドゥシャンベ空港に到着

ついにタジキスタンの首都・ドゥシャンベ空港に到着しました。
空気はカラッと乾燥していて、暑くも寒くもない心地よい気候。
「これがタジキスタンか…!」という高揚感と、「これからどんな生活が始まるんだろう?」という不安が入り混じって、胸がドキドキ。
そのまま入国審査へ向かい、無事に入国できました。
荷物受け取りエリアでは、なんと監督が中まで入ってきて手伝ってくれて感激!
荷物検査もスムーズに終え、いよいよタジキスタンの地へ。
車窓から見る初めてのドゥシャンベ
空港からはタクシーで劇場へ向かいました。
ネットやYouTubeで見ていた風景と実際に目の前に広がる景色が一致していて、
色とりどりの花がきれいに整備されていたのがとても印象的でした。
すべてが初めてで、新鮮で、車の中でもずっとワクワクしていました。

劇場とバレエ生活のはじまり
劇場に着いてまず思ったのは「なんて豪華!」
シャンデリアや装飾が美しく、高級感に圧倒されました。
「ここでこれから踊るのか…」と思うと、嬉しくてたまりませんでした。
バレエのことだけを考えて過ごせる毎日が始まるんだ、と思うと感謝の気持ちがじんわりと込み上げてきました。


カフェでのひとときと出会い
その後、監督や同僚と一緒にカフェへ。
これから一緒に働くダンサーたちにも数人会えて、ようやく少し実感が湧いてきました。
私はベーグルサンドとカフェラテを注文。
内装も可愛くて、料理も美味しくて、到着初日をとても穏やかに過ごすことができました。


新生活のはじまり。初めてのアパート
その後、私が住むことになるアパートへ移動。
ドアの開け方にちょっと戸惑いましたが(笑)、
中に入ってみると、とっても綺麗なお部屋でひと安心。
ただここで、まさかの事実が発覚。
「同期3人でシェアハウスする」
ということを、その場で初めて知りました!
もう1人は男の子ですが、とても真面目で優しそうな子で安心しました。
(今も穏やかに3人で暮らしています!)
玄関に…まさかの「穴」!?

なんと、玄関の扉に大きな穴が空いていました(笑)
それはもう、結構なサイズで…廊下から部屋の中が見えるレベル。
とりあえず紙で塞がれていたのですが、子どもが貼ったような簡易的なもので思わず爆笑。
「これが海外生活か…!」と逆にテンションが上がりました。
とはいえ、この部屋には2週間しか住まず、のちに別の部屋に引っ越すことになります。
(その後のエピソードはまた別の記事で…!)
初日の夜ごはんは中華レストラン
荷解きをして少し休んだあとは、同じバレエ団の先輩にレストランに連れて行っていただきました。
なんと、タジキスタン最初の食事は中華料理!
しかもそこには、バレエ団とは関係のない日本人の方もいてビックリ。
「こんなにすぐ日本人に出会えるとは…!」と驚きと安心感でいっぱいでした。
長いフライトと引っ越しを終え、美味しいご飯を食べて、
ようやくベッドで横になれたとき、「あぁ、いよいよ始まるんだ」と実感しました。
最後に
こんな風に、タジキスタンでの生活は予想以上に刺激的なスタートでした。
文化も常識も違うけど、それすらも楽しんでいけたらと思っています。
次回は、タジキスタンに着いてから一番困った携帯事情についてお届けします。
どうぞお楽しみに。
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