こんにちは。ひよりです。
前回の記事では、「自律神経が乱れているかもしれないサイン」をセルフチェックしてみましたが、
今回はその次のステップとして、**日常に取り入れやすい“朝と夜のルーティン”**をご紹介します。
「特別なことをするより、習慣にすること」が、自律神経を整えるいちばんの近道。
無理なく続けられるシンプルな習慣を、あなたの暮らしにプラスしてみてくださいね。
自律神経は「朝」と「夜」にスイッチが切り替わる
自律神経は、1日の中で「交感神経(活動)」と「副交感神経(リラックス)」が自然と入れ替わるようにできています。
でも現代人の生活は、朝もぼんやり、夜もスマホや仕事でずっと緊張状態……
このスイッチの切り替えがうまくいかず、なんとなくずっと“疲れモード”のままになってしまうことも。
だからこそ、「朝はオン」「夜はオフ」という切り替えを意識してあげることが、とても大切なんです。
朝にやってみよう!自律神経を整える5分ルーティン
朝は“体内のスイッチを入れる”時間。
ぼんやりした頭と体を、ゆっくり目覚めさせてあげましょう。
1. カーテンを開けて、太陽の光を浴びる
朝の光を浴びることで、体内時計がリセットされます。
できればカーテン越しではなく、ベランダや窓際で直接光を浴びるのがおすすめ。
2. 白湯をゆっくり飲む
内臓がゆっくりと目覚めて、消化器官がスムーズに動き出します。
冷えが気になる方にもぴったりです。
3. やさしい背伸び or ストレッチ
ベッドの上でOK!両手をぐーっと上に伸ばして、大きく深呼吸。
背骨を伸ばすことで、交感神経がスイッチオンになります。
4. 今日の気分を一言で感じてみる
「今日はなんとなく軽やか」「少し疲れてるかも」など、自分の内側に目を向ける時間も大切に。
夜にやってみよう!リラックスのスイッチを入れる習慣
夜は“副交感神経”が主役の時間。
興奮や緊張を静めて、心と体を「おやすみモード」に切り替えましょう。
1. ぬるめのお風呂にゆっくり入る
熱すぎるお湯は交感神経が刺激されるので、38〜40度くらいで15〜20分。
お気に入りのアロマオイルや入浴剤を入れるのも◎
2. スマホを20分だけおやすみ
寝る前に、ほんのちょっとスマホから目を離してみる
本当は、スマホを見ずにそのまま寝られたら理想だけど…
私はつい寝る前にスマホを見ちゃうタイプです。
でも、たった5分でもいいから意識して“画面を見ない時間”を作るだけで、呼吸が少し整ったり、気持ちがゆるんだりするんです。
完璧じゃなくていいから、あなたの“できる範囲”で大丈夫。
その優しさが、明日のあなたを整えてくれますよ。
3. 深呼吸+肩まわりのストレッチ
呼吸が浅いと、体はずっと「緊張モード」。
3秒吸って6秒吐くゆったり呼吸をしながら、肩や首をやさしくまわしましょう。
4. 「今日もよくがんばったね」と声をかける
誰かに褒められなくても、自分自身に“ねぎらい”を。
この言葉が、心の緊張をふっとゆるめてくれます。
小さな積み重ねが「なんか、調子いいかも」をつくってくれる
すべて完璧にやらなくても大丈夫。
1日ひとつでも、自分のために「整える時間」をとることが、自律神経にはとってもやさしいんです。
朝の5分、夜の5分。
その積み重ねが、あなたの体と心のバランスをゆるやかにサポートしてくれます。
次回は、自律神経を整える最終回として
**「ストレッチ&呼吸で整える“ゆるめケア”実践編」**をお届けします。
おうちでできる簡単な動きを一緒にやってみましょう!
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