こんにちは、ひよりです。
海外でバレエダンサーって、どんな毎日を送っていると思いますか?
私がいま活動しているのは、中央アジアの国・タジキスタン。
言葉も文化も違うこの場所で、日々バレエと向き合っています。
今回は、そんな私の“仕事がある日”のスケジュールを、ちょっとだけご紹介します!
朝〜クラスまで
基本は11時スタートのクラス。たまに10時から始まることもあります。
日本人は真面目なので、クラス開始の1時間前〜30分前には来ている方が多いです。
私は早めに準備ができた日は、だいたいクラス開始の45分前に劇場に到着して、20分〜15分前にはスタジオに向かうようにしています。
…が、たまにお寝坊してしまい、5分前やギリギリになることも…(笑)
できるだけ気をつけたいところですが、こういう日もありますよね。
ちなみに、日本では午前中の早い時間にクラスがあることが多いですが、こちらでは比較的ゆっくり始まるのが特徴。
遅刻してくる人や、おサボりしてる人もちらほら。海外あるある、かもしれません(笑)
クラス後〜リハーサル
クラスが終わると、12時以降はリハーサルタイム。
自分が出演する演目や配役のリハーサルがあれば参加します。
ないときは自由時間になるので、ストレッチしたり、楽屋でのんびりしたりしています。
原則としてリハーサルは17時まで組まれていますが、すべてのリハーサルが15時や16時に終わることもあります。
私の場合は、だいたい14時〜16時の間には終わっていることが多いです。
リハーサルの時間割は1時間刻みで組まれていて、実際には45分間で終わることが多いです。
ただし、早く終わったり、逆に少し延長されたり…と、その日によってバラバラです。
ちょっとした“予想外”も日常
「今日はクラスだけで終了!」なんて日もたまにあります。
そんな日は軽くストレッチや自習練をしたり、トゥシューズのメンテナンスをしたり。あとは即帰宅して、ゆっくり休んだりする時も。
スケジュールは前日に発表されることが多く、毎日が変化の連続です。
当日に変更が出ることもあるので、事前に立てた予定が崩れることもしばしば。
ときには、告知されていた公演日が3日前に変更されるなんてことも…。
日本ではまず考えられないことですが、「タジキスタンの劇場勤め」として、すぐに対応する必要があると実感しています。
お休み事情
基本は週6勤務で、日曜日が定休日。
ただ、たまに平日が休みになることもあり、そのぶん8連勤になることもあります。
なかには12連勤なんてことも…!私も1〜2回経験しましたが、そのときはさすがに体もヘトヘトに。
2連休はとてもレアで、9月から数えて片手で足りるくらいしかありません。
年末年始は12月31日と1月1日の2日間だけがお休み。やはり繁忙期なので、大変でした。
ちなみに、ツアー後に4連休があったこともありますが、それは今のところ一度だけです。
まとめ・感じていること
タジキスタンでのバレエ生活は、ハードだけどやりがいもたっぷり。
日本では想像できなかった文化や働き方に触れられて、毎日が刺激的です。
私自身、初めての海外生活がタジキスタンということもあり、日本と比較してしまうことも多いのですが、
だからこそ「スケジュール」や「時間感覚」の違いには驚かされました。
ここでご紹介したのは、あくまでも私が所属しているバレエ団での1日。
他のバレエ団ではまた違ったスタイルがあると思います。
それでも、海外で踊ることに興味のある方の参考になればうれしいです!
コメント