タジキスタンのごはん事情、住んでみてわかったリアルレポ!

タジキスタンlife

中央アジアの国、タジキスタン。正直、行くまでは名前しか知らず、完全に未知の世界でした。
でも実際に現地で暮らしてみると、驚きや発見がいっぱい!その中でもやっぱり気になるのが「食」。

最初は「えっ、これがごはん?」とびっくりしたものもありましたが、今ではお気に入りの料理もできました。
今回はそんな私目線のリアルなタジキスタンごはん事情をお届けします♪


主食はお米?パン?それとも…?

ナン(ノン)の存在感

タジキスタンでの主食は、何といってもナン(ノン)。
スープに、おかずに、ナンが欠かせません。レストランやスーパー、どこにでも売られていて、生活にしっかり根付いています。

日本人にも嬉しい!お米もちゃんとあります

私は“米派”なので、お米があるのはかなり助かっています!
ただし、炊飯器は高価なので、現地ではお鍋でごはんを炊いています。


名物料理いろいろ!私のお気に入りはこれ

プロフ(ピラフ)

プロフは、にんじん・牛肉をたっぷりの油で炒めた炊き込みごはん。
チャーハンとはまったく違う、タジキスタン独特の一品です。

最初は一口で口の中がオイルでいっぱいになって、「お腹いっぱい…」となったけど、慣れてくると美味しさがクセになります。
今ではたまにレストランで食べるお気に入り♪


ラグマン(手延べ麺)

ラグマンは、手でのばして作るもちもちの麺と、野菜たっぷりのスープが特徴。
スープヌードルに近い感じで、ボリュームも栄養もあって大満足の料理です!


クルトブ

これはかなり個性的な郷土料理。
パンに、ヨーグルトのような酸味のある乳製品(クルト)が染み込んでいて、上にはきゅうりやトマトがのっています。

初めて食べたときは「何とも言えない…」というのが正直な感想でしたが(笑)、今ではたまに「食べたいな〜」と思うくらいにはハマってきました。
ただし、好き嫌いはかなり分かれるかも。日本人ウケは人それぞれだと思います!


タジク料理は栄養バランスも◎

タジクの食卓には、野菜・お肉・ナンがバランスよく並ぶのが特徴。
しかも量が多くて、食べきれないこともしばしば!

野菜がとにかく安い!

野菜は季節によって変わるものの、とってもリーズナブル。
たとえば、にんじん2本で37円ほど!
じゃがいもや玉ねぎも、びっくりするほど安いです。

日本では物価がどんどん上がっていますが、それと比べるとタジキスタンは野菜が本当にお手頃に感じます。


ピクルス文化もアリ

レストランでは自家製のピクルスが出てくることも多く、これはおかずやお酒のつまみにもピッタリ。
でもたま〜に「しょっぱっ!」となる強烈なピクルスもあります(笑)


デザート&飲み物事情

お茶文化が根づいている

タジキスタンでは、ほぼ全員がお茶(緑茶・紅茶)を飲みます。
理由はシンプルで、水道水はそのままでは飲めないから。

沸騰させてお茶にするのが日常です。
ちなみに「レモン入り」だとほんのり甘くなります!レモンなしだと普通のお茶。好みに合わせてオーダーできます♪


果物やドライフルーツが豊富!

スーパーにはドライフルーツがずらり。おやつにもぴったりです。

また、スイカ・メロン・みかん・りんごなど季節のフルーツもたくさん。
特にりんごはとっても安くて、タジク人は仕事中にそのまま丸かじりしている姿をよく見かけます!

バナナだけは輸入の関係か、日本と同じかちょっと高めかな?という印象です。


ちょっとびっくり!文化の違い

手で食べる文化?

私はまだ見たことはないのですが、首都ドゥシャンベを離れると、手で食べる文化が残っている地域もあるそうです。
実際に、第2の都市ホジェンドに向かう途中、電波も届かないような村で暮らす人々の話を聞いたことがあります。

私はまだ都市部にいるので体験できていませんが、今後チャンスがあれば、そういったローカルな文化もぜひ紹介したいなと思っています♪


おわりに

今回は、私の実体験に基づいたタジキスタンのごはん事情をお届けしました!
海外にまったく縁のなかった私ですが、気づけばお気に入りの料理もできて、楽しみながら生活しています。

もしタジキスタンに来ることがあれば、ぜひ本場の味を体験してみてくださいね♪

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